IoTエンジニアとして食べていけるか
エンジニアといえばWEB系、サーバ、インフラなどが主な職種だと思います。フリーランスの案件でもこれらの募集がメインといってもいいでしょう。特に今はWEB系が人気です。一方IoT専門のエンジニアは需要があるのでしょうか。フリーランスとして食べていけるのか、転職サイトを見てもなかなかIoTエンジニアの案件は見つけることができませんでした。ただ、製造業界ではIoTやAI、ロボットなどの分野が注目されています。各社必死に最新技術の導入を模索している業界においてはフリーランスのIoTエンジニアも活躍できる可能性があるのではないでしょうか。
コンサルティングという道
IoTエンジニアは、IoTデバイスの設計や開発、システム全体の設計や開発、そして保守と守備範囲が広いのが特徴です。多少の電子回路に関する知識も必要になります。プログラミングだけでもデータベースの設計、構築、WEB開発のスキルなどが必要です。つまり、IoTエンジニアは知識やスキルの幅が広いことを活かして、自ら開発を行うのではなくコンサルタントとしてIoTシステムの提案やアドバイスを行うという道も考えられます。
資格取得もおすすめ
コンサルティング業は資格がなくても行うことができますが、資格があると信頼性が上がり仕事を見つけやすくなります。IoT関係はスキル認定の検定がありますので、ぜひ取得することをおすすめします。なお、IoT検定の合格者はコンサルタントを探している企業への紹介斡旋もしてくれるそうなので活用しない手はありません。コンサルタントとして経験を増やしていけばセミナーを開催したり公演に呼ばれるなど事業の幅が広がっていくことも考えられます。フリーランスならではの行動力で事業を拡大していくといいでしょう。営業代行サービスなどもいろいろありますので、自分の時間を上手に使えるように利用できるものは積極的に利用していきましょう。
厳しいフリーランスの現状
IoT自体は可能性があり、今後ますます伸びていく分野だと思います。今後はIoTを専門としたフリーランスエンジニアも増えていくと思いますが、現状ではIoT専門でやっていくのは厳しいといわざるを得ません。まだまだ日本ではフリーランスという働き方が浸透していませんので、もう少し理解が進み案件が増えてくれば可能になるのではないかと思います。ただ、IoT専門のエンジニアが少ないのも事実で、いわばそれはブルーオーシャンともいえるのです。ライバルが少ない今だからこそ、豊富な経験と確実なスキルを積んで努力していくことが必要ではないでしょうか。
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