【ネットワークエンジニア】必要なスキル

【ネットワークエンジニア】必要なスキル

5Gとネットワークエンジニア

そもそもネットワークエンジニアは需要のある職種で、求人も多く人員は不足しています。5Gの普及に伴ってさらにネットワークエンジニアの需要が高まることが想定されます。ネットワークエンジニアは、データセンターなどでネットワークの構築をする仕事がメインであり、5Gとはあまり関係がないと思われがちですが、イメージがないだけで5Gなどのインフラに関係するネットワークを構築するエンジニアは不可欠です。

動向は変わらない

5Gが開通してこれからどんどんエリアが拡大していきます。基地局などのインフラ設備を増やしていく段階ですので、ネットワークエンジニアの需要はさらに高まっていくでしょう。ネットワークエンジニアは常に不足していますので、この先数年は引く手あまたの状態が続くことが予想されます。これから5G対応の端末は増えていきますので、この流れが一段落するまでは求人も増えるでしょう。

ネットワークエンジニアに必要なスキル

ネットワーク技術が発達するとそれを扱うエンジニアの需要は高まります。5Gによってネットワークエンジニアに求められるスキルも幅広くなっています。具体的には、「クラウド系スキル」が挙げられます。サーバなどのネットワーク設備を自社で全て賄うと莫大なコストがかかってしまいます。そこで、AWSやAzureといったクラウドサービスを使う企業が増えています。そうしたパブリッククラウドを駆使してクライアントの求める環境を構築するスキルが必要になります。
また、「セキュリティ系スキル」も重要です。クラウドや5Gといった背景から常時ネットワークに接続される機器は増え続けています。そうした状況で懸念されるのはセキュリティです。ネットワーク技術の進歩とともに新しいセキュリティに対する知識も必要となってきます。
そして、「通信系スキル」も求められるでしょう。IoTなどの普及によって単純なIP通信だけでなく省電力で広域な無線通信技術が続々と登場しています。Bluetoothの拡張であるBLE(Bluetooth Low Energy)やZigBee、Wi-Fi HaLow、Wi-SUNなどがそうです。こうした最新の無線技術についても知識を深めておきましょう。
最後に「マネジメント系スキル」です。ある程度経験を積んだエンジニアであれば、システムの要件定義などの上流工程を任されることも増えてきます。そうした案件を担当する際にはマネジメントスキルが必須となります。また、通常はチームを組んで仕事を進めていきますのでコミュニケーションスキルも必要です。これらのスキルアップを図ればプロジェクトマネージャーなどの責任者へキャリアアップすることも可能になるでしょう。

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